カレーは日本の国民食といっても過言ではないですし、私も大好きな食べ物の1つに入ります。
ですが本格的なカレー専門店で食べた経験はほとんどなかったので、美味しいカレー屋さんについて調べました。
そこで見つけたのが、奈良の人気のレストランの中でも口コミで上位に入っている「若草カレー本舗」というお店です。
興味が湧いたらすぐ行動ということで、以下では若草カレー本舗に行って実際食べてみた感想や詳細レビューをお届けします。
また「若草カレー本舗」が入っている「もちいどのセンター街」には、個性豊かなお店がたくさん存在するので、それも併せて紹介していきます。
若草カレー本舗に初来店・詳細レビューをお届け!
若草カレー本舗は先述している、「もちいどのセンター街」の中を少し行ったところにあります。
外観はとっても可愛らしい雰囲気で、1人でも敷居を感じることなく入ることが可能です。
店内は外国人観光客が多く接客も好印象!
早速お店の中に入ってみると、ランチ時間を過ぎにも関わらず客入りは8~9割で噂通りの人気店です。
テーブル席はすべて埋まっており、1人で入店した私はカウンター席を案内してもらいました。
席に座って周囲を観察してみると、お客さんの半分ほどは外国人観光客のようですね。
パッと見た感じだと、アジア・ヨーロッパ系の方が特に多い印象を受けました。
またそれに伴ってか、肉や魚を使っていないベジタブルカレーや、ラムやチキンなど珍しいカレーも用意されており、いろんなニーズに答えているところに好印象を受けました。
あとは働いているスタッフの方々も、みなさん元気で気持ちのいい接客してくれます。
実際タイミングを少し間違って、忙しそうにしている時に辛さについて店員さんに質問してしまったのですが、その状況でも丁寧に答えてくれる姿には感激しましたね。
メニューにあるカレーが全部美味しそう!
メニューを確認するといろんな種類のカレーがあり、全部本当に美味しそうなのでどれを注文していいか悩んでしまいます。
カツやエビフライがのっているパターンや、焼きカレーなんていうのも良さそうです。
そんな感じでかなり悩みましたが初来店ということで、店名も入っていて名物的な感じがする「若草カレー」を注文してみました。
なんでもチキンスープをベースにしてほうれん草やトマトをふんだんに盛り込んでおり、使用するお肉もチキンというヘルシーなカレーだそうです。
またこの「若草カレー」は辛さのレベルも選べるようなので、辛いものがそこまで得意ではない「小辛」をお願いしました。
見た感じで外国人観光客が多いといいましたが、メニューが英語と中国語でも説明されているところ。
他にも、小さいお子様でも問題なく食べられるよう甘口で仕上げられたカレーがあるなど、様々な配慮が素晴らしいと思いましたね。
まさに絶品!「若草カレー」を実際に食べてみた
10分ほど待ったところで、注文していた「若草カレー」が到着です。
ほうれん草の鮮やかな緑が映えているカレーで、一目見ただけで「早く食べたい」と思ってしまいます。
いざ口に入れてみると、辛さはマイルドだけど香辛料が効いてて結構スパイシー。
材料にほうれん草とトマトを使っているだけあって、少し酸味もあるのですが、それがカレーと良い感じに混ざり合ってまさに絶品です。
これまで私が食べてきたカレーの中でも、トップ5には間違いなく入ってくる味ですし、正直スプーンを動かす手が止められないほど。
そしてこれだけでも十分満足なのですが、カウンターにはお好みでかけることのできる「ナッツオイル」が置かれています。
そこで半分ほど食べ終わった後、このナッツオイルをひとさじほどカレーに振りかけてみました。
するとカレーのコクが一段とアップしたのと、ナッツの香ばしさも同時に楽しめる味に変化したのです。
何かのテレビで「カレーは飲み物」と言っているタレントがいましたが、まさにその言葉通り。
そこまで食べるスピードが早くないと思うのですが、そんな私がすごい勢いでペロリと間食してしまったのです。
本格的なカレー屋さんで食べた経験がないため、評価が甘くなっているのかもしれませんが、「若草カレー本舗」は当初想像していた期待を遥かに超えるレベルでしたね。
定期的に通いたくなったのはもちろん、メニューに載っている様々なカレーを頼んでみたいと思ってしまいました。
個性豊かなお店が溢れる「もちいどのセンター街」について!
それでは次に「若草カレー本舗」のお店がある、「もちいどのセンター街」について。
奈良で一番古い商店街といわれており、奈良県民の私も当然この通りは行ったことはあります。
ですがそれはかなり昔のことで、久しぶりに行ってみたら私が知っている頃とはずいぶん様変わりしていたのですね。
というのも、非常にバラエティ富んだ個性的なお店がたくさん軒を連ねていました。
以下ではその中でも、個人的に面白いと思ったお店をいくつか紹介していきます。
レンタル着物屋「着飾処 雅」
まず1つ目が「着飾処 雅」です。
ここでは色とりどり、約200着もの着物から選んでレンタルすることができるお店です。
しっかりと店員さんが着つけしてくれるようですし、着物だけでなく帯や小物など装いに必要なものもすべて借りることができるとのこと。
また時間制とかではないので、営業時間内であれば好きな時に借りて返却も自由という気軽さも良いですよね。
場所的に奈良公園や興福寺などは歩いて数分で行ける距離なので、観光をより特別なものにするため着物に身を包むというのは、かなり良い選択肢ではないでしょうか。
お土産屋・奈良キャラクタ―販売「絵図屋」
2つ目は「絵図屋」です。
ここは奈良県内にある特産品や工芸品を、独自にセレクトして販売しているお土産屋さんです。
2009年オープンと比較的新しいですが、もともとは奈良名物である「まほろば大仏プリン」を取り扱っていたのを、より幅広く商品展開していったお店のようですね。
特に面白いのが、
・せんとくん
・しかまろくん
・ならきち
・大和超人ナライガー
など奈良のマスコットキャラクターのグッズを扱っているところです。
ユニークな商品ばかりなので眺めているだけでも楽しいですし、この絵図屋でしか手に入らない貴重なグッズもたくさんあるとのことです。
猫専門店「necoco」
3つ目は「necoco」です。
ここは猫用品やグッズを取り扱っている専門店で、とにかく可愛いものだらけで猫好きにはたまらないと思いますね。
「もちいどのセンター街」の一角には、「夢CUBE」という若い起業家のために低コストでチャレンジできる売り場スペースがあります。
「necoco」はその卒業店舗とのことで、本当に夢を実現したお店ということですね。
アップするために写真を見返していると、入り口が猫のシルエットになっていることに気づきました、凄いですね!
古本屋「智林堂書店」
4つ目は「智林堂書店」です。
他のお客さんとすれ違うのも気を遣うぐらい狭い空間ですが、そこにはビッシリ20,000冊以上もの古本が並んでいます。
古書から最近の漫画まで、店主さんこだわりのセレクトにより取り扱っているジャンルは多岐にわたります。
昔は当たり前でしたが、こういう本格的な古本屋さんはめっきりと見なくなってしまったので、懐かしい気持ちと同時に新しさすら感じますね。
暇つぶしにフラッと入って、何気なく手に取った本が運命の1冊になるなんてこともあるかもしれませんね。
ガチャガチャ専門店「Pon!ならまち店」
5つ目は「Pon!ならまち店」です。
ここも新しいお店のようで、2020年にオープンしたガチャガチャ専門店です。
小さめのコンビニ店舗ぐらいのスペースに、約600台ものガチャガチャ機が設置されています。
実際のガチャガチャは最新のアニメやディズニーキャラはもちろん、「こんなん誰が興味あるん?」というような超マニアックなものまでバラエティに富んでいます。
店前には外貨両替機も設置されており、海外からの観光客にも大人気のスポットになっているようですね。
和菓子屋「中谷堂」
最後となる6つ目は「中谷堂」です。
もちいどのセンター街の入り口にある和菓子屋さんで、奈良県民ならみんな知っているであろう超有名店ですね。
飾られている芸能人の写真を見ても分かりますが、今までテレビで何度も取り上げられています。
この中谷堂がなぜここまで有名なのかというと、デモンストレーションのように職人さんたちが店内で餅つきを行うから。
しかもそれが目にも止まらぬスピードの「高速餅つき」なんですね。
この餅つきが行われる時間は不定期ですが、大きな掛け声と共に始まった時には見物客でごったがえしになるぐらいですね。
そしてこれが中谷堂の名物のよもぎ餅、熱々・モチモチで本当に美味しいですよ。
若草カレー本舗ともちいどのセンター街に行ってみた感想
ということで、今回は奈良県内でトップクラスの人気を誇る「若草カレー本舗」に行ってきました。
率直な感想としては、気軽に入ることができて雰囲気も良いし、なにより提供されたカレーが絶品だったに尽きますね。
ちょうどお腹がペコペコだったというのもありますが、あれほど夢中になってカレーを食べた記憶はないというぐらい味は美味しかったです。
今回は一番オーソドックスなメニューを頼みましたが、次回は焼きカレーに挑戦したいと思います。
あとは、「もちいどのセンター街」もすごく楽しかったですね。
私にあったイメージとしては「少し古くて寂しい感じの商店街」だったのですが、久しぶりに訪れたら活気にあふれて全然違うことになっていたから驚きです。
このページで紹介しきれないほどユニークなお店ばかりだったので、こちらも時間をつくってまたゆっくりと散策したいと思いましたね。